草木染めの土器

最近焼いている土器。
そもそもは漆で仕上げることが多かったのですが、吸水性があるので草木染め、柿渋で染めも出来るんじゃないかとやってみました。もともとは白土で成形してあるので、しっかりと染まったと思います。
左の花入れは染めた後に内側は漆、外側は蜜蝋で仕上げています。
右のピッチャーは全面漆仕上げ。
漆を塗った部分はあまり染めた意味が無いかなと思う仕上がりですが、蜜蝋の方はしっとりとした質感がなかなか良好です。

土器や焼締めの陶器は木材と同じようにハンドリングが出来て、今までやってきた事とほぼ同じように違和感なく扱えます。
木材ととても良く似ているところもあり、当たり前ですが違っている部分もあります。
もう少し数を作り、自分の中に染み込んでくるとまた違ったものが作れていくのではと思います。